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20 色鉛筆画

地蔵菩薩立像 鎌倉時代13世紀 像高73㎝ 重要文化財 袈裟と覆肩衣(ふげんえ)と呼ばれる衣を着け左手に宝珠、右手に錫杖(しゃくじょう)を執るという像容で表されています。引き締まった容貌はは凛々しい青年僧をみるかのごとくです。釈迦入滅後56億7千万年後、弥勒が出生するまでの長い期間、人々を済度する役割を担っている。それ故菩薩でありながら僧の姿をとり、左足を半歩踏み出す歩行の姿を表します。右手に錫杖を執る像が多くなったのもこの菩薩が浄土に住まずこの世に留まり続けて遊行しているという信仰にもとづくからに他なりません。


21 色鉛筆画

仏三尊像中国北部6世紀石灰石 大きな火焔光背に包まれた三尊像 中尊如来立像と左右の脇侍菩薩立像のみを高浮彫とし光背や背面は浅い線刻を施す。口元に笑みを浮かべ、右手に施無畏印を示す。


22 色鉛筆画

宝菩提院願徳寺(ほうぼだいいんがんとくじ)京都市西京区 如意輪観世音半跏像 像高85㎝木造一木造り 1330年前に持統天皇により創建 左手は施無畏印、生老病死の四苦から解放してくれる 右手は与願院 願いを叶えてくれる現世利益を現しておられます。流れるような衣紋、瞳には黒珠を嵌め込んでいます。髻(もとどり)は結い上げ顔の表情は厳しい。全体にブロンズのような光を感じさせる。向源寺の十一面観音と双璧をなすほどの美仏。


23 色鉛筆画

興福寺(国宝館)仏頭(ぶっとう) ブッダヘッドとして有名な仏像 国宝 総高98㎝ 山田寺は685年に創建されたが、天武天皇が亡き蘇我倉山田石川麿呂のためにつくったとされるこのお像を1187年に興福寺の僧兵に強奪されたと見られている。1411年に安置されていた東金堂が焼け落ち頭部だけが焼け残った。その所在は永い間不明であったが、1415年再建された東金堂の本尊台座に収められていたことが、1937年に発見された。白鳳時代の典型的な顔をもつ仏教として高く評価されている。


24 水彩とパステルと

色鉛筆のミックス画

龍門石窟 廬舎那仏(るしゃなぶつ) 675(唐の時代)に建立 像高17,14m、顔の長さは4m 廬舎那仏は建立した則天武后の姿を現したとも言われ 石窟内で一番美しいと言われている。大きな目で鼻筋が通り、ふくよかで生き生きとしている。眉目秀麗の例えがぴったりの美しい仏像。


25 色鉛筆画

乾漆十大弟子立像 2600年前インドで仏教を始められた釈迦は成道されて以来45年にわたってインド各地で説法を行って多くの弟子を得た。弟子はさらに釈迦の教えをひろめた。生涯1250人の直弟子がいたとされる。中でも傑出した10人の高弟を十大弟子とよぶ 須菩提像 像高147㎝とらわれのない心 偏りのない心である「空」を最もよく理解していたので解離(げくう)第一人と称された。若者の顔で左方を見る。

 


26 色鉛筆画

国宝大日如来座像 奈良、円成寺多宝塔の本尊 像高99㎝檜材の寄木作り漆箔仕上げ 目には水晶の玉眼 平安時代後期運慶最初期の作品として名高い。胸の前で左手の人差し指を立て右手で握る知拳印は如来の知恵の深さを表すもの。髪の毛の膨らみまて丁寧な彫りをほどこし、大きな耳の優雅な伸びやかさ等細部にまで写実的に美しく表現されている。運慶には人間と同じ肉体を持っていてこそ祈りの対象たる仏像なのだという、意識があったのではないだろうか。大日如来は密教における根本仏、サンスクリット語のヴァイロチャナという名は「遍く光を照らす者」の意味を持ち如来でありながら、宝冠、瓔珞(ようらく 玉を繋いだ飾り)腕釧(わんせん 腕にはめる飾り)を身につけ一種の王者の姿をとっている。

 

(報道2 に、宇部市芸術祭への出展をレポートしています♪)