次のページを用意しております♪ 仏画展 新着情報 作品1 作品2 作品3(本ページ) 作品4 作品5 作品6 販売 報道1 報道2 レッスン 写真館 連絡先&エッセイ


16 色鉛筆画

奈良県法隆寺救世観世音菩薩楠の一木彫刻 像高179㎝「人々を世の苦しみから救う」 中国韓国の影響を色濃く残しており、姿形はスリムでエキゾチックな顔立ち、「アルカイックスマイル」という独特な微笑みを讃えている。 739年に八角堂の夢殿に納められた救世観音は、長い間誰もその姿を見ることができず、僧侶さえも拝むことが出来なかった。封印を解けば神罰が下り地震で寺が倒壊するという迷信を信じていた。像を彫った仏師が原因不明の死を遂げたことも 封印の一因ともいわれている。明治17年アーネスト フェノロサが廃仏毀釈に荒れていた当時の日本を調査するため、法隆寺を訪れていた。聖徳太子の怒りを頑なに恐れ開扉を拒んでいた、寺側も何度も交渉の結果最後には聞き入れられた。救世観音をその目でみたフェノロサの興奮は「東亜美術史綱」に記されている。救世観音の安置してある夢殿は 供養塔として作られた。 


17 クレヨン画

奈良県興福寺(八部衆)ひばから像 奈良時代国宝像高155㎝ 仏法を守護する神 十大弟子と共に釈迦如来の守護をする。やや老相に造られ あごひげを蓄えている。


18 色鉛筆画

東大寺国宝重源上人座像 快慶作 平安時代から鎌倉時代の僧 焼失した東大寺、大仏の再建を指揮した重源は 61才にして資金調達から再建事業まで行い 僅か15年で復興させた。


19 色鉛筆画

龍門石窟 龍門石窟は歴代の王朝が都を置いた洛陽の南にあり、雲岡、敦煌と並び称される中国を代表する大石窟です。

宝冠如来座像 唐時代 像高240㎝  頭部に螺髪(らほつ)を表す如来像でありながら 宝珠と雲をあしらった宝冠を戴き、華麗な装飾の飾りをつけている。台座の上に結跏趺座している。この種の像は大日如来ともよばれているが、釈迦が悟りを開いた瞬間を表す、端像であろうともいわれている。龍門石窟は1500年にわたり風雨を受け 日光に晒されてきた。温度変化も激しく過酷な状況にあるのに加えて、人為による破壊も受けてきたため、著しい破損が見受けられる。岩盤には亀裂が入り、大気汚染もあり崩落も発生し、彫刻作品の風化も日々進んでいる。