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本ホームページでは、津田英子(つだ えいこ)の色鉛筆画作品や活動をご紹介しております。上のアイコン(10分)がその概要動画です。どうぞよろしくお願いします。(報道２ に、宇部市芸術祭や大翔会絵画展への出展をレポートしています♪)
仏画との出会い
今から14年前、青信号の横断歩道で前方不注意の車にはねられ、 重傷を負って入院しました。一時は 「社会復帰は難しいかもしれない」 とさえ言われた体です。
リハビリ中は、こわばった体を引きずりながら、与えられた命とこれからなすべきことを求めつづけました。
“痛みを与えられたのは、 人の痛みを感じられなかったからか、 苦しみを与えられたのは、 人の苦しみが感じられなかったから”と思うようになりました。
体と心に刻みつけられた痛みに耐えながら、ベットに色鉛筆を持ち込みました。5分も持たない体力で、仏様の美しいお姿を描きはじめました。
一人でも多くの方が幸せになりますように、苦しみ痛みから教われますように…と祈りながらひたすら描き続けました。
答えの出せぬまま14年の月日は流れましたが、仏様を描くことによって私は変わることができ、全てを感謝の気持ちで受けとめることができるようになりました。
今回はこれまでの作品と合わせて、展示することにしました。まだまだ未熟ではありますが、 仏様とゆっくり向き合っていただけると嬉しく思います。
津田 英子 (54歳, 2010年３月)
